
今夜は雪になるようで。
困るのです。
明日はプラスチックごみの日なので、大変なのです。
年末に山のように出たプラごみの袋が
いったいいくつあるのよ
というくらいあって。
雪といってなにを思うか。
佐々木丸美さん原作、相米慎二監督、田中陽造脚本、斉藤由貴さん主演の
「雪の断章」です。
佐々木丸美さん(故人)は、こないだ「私の男」で直木賞を受賞された
桜庭一樹さんがファンであることを公言されている幻の推理作家です。
http://homepage1.nifty.com/uimakita/より引用します
代表作は、雪降る札幌を舞台に孤児の少女・飛鳥と、彼女を育てる青年・祐也、二人を包む周囲の人物たちの愛憎、葛藤、犯罪を描いた「雪の断章」と、トリックよりも「犯罪を犯す者」の心理面に重きを置いた傑作推理長編「崖の館」。その他、1975年〜1984年の9年間で合計18作品(うち1作はマンガの原作)を発表した。
叙情的かつリリカルで繊細な独特の文体でつづられる彼女の作品は、ミステリー、恋愛、心理学、美術、超常現象、仏教思想、哲学、民話・・・などなど様々な要素を含み、どのジャンルにも分類し難い『佐々木丸美独自の世界』を築いた。また作品それぞれがどこかでつながっているのも特徴のひとつで、1作、また1作と明らかになる人物の関係や心理、事件は次第に壮大な物語を構築していった。
1984年以降、作品は発表されておらず、発表した全18作品は長い間すべて絶版状態が続いていた。しかし当時からのファンだけでなく、口コミ、雑誌、インターネット等で彼女を知り、作品世界に魅了されるファンが今なお後を絶たない。「読みたくても読めない」「手元に置いておきたい」と、長い間復刊が熱望されていた。(なお、2006年12月下旬より、ファンの熱望によりついに復刊が開始された)
相米監督の「雪の断章」は、長回しをトレードマークにした鬼才のフィルモグラフィー中でも、最もとんでもない長まわしの驚愕のファーストシーンで始まります。
スタッフ150人がいたという屋内セットの中を
雪が降る降る降る。
主人公の成長をカットなし数分で見せるその強引さは、映画史に残る(少なくとも私の映画史ではこれ以上のものはみたことがない)ロングカットだと思います。
田中陽造さんの脚本、挿入されるブレイク前のバービーボーイズの歌、ミステリーがミステリーからどんどん離れていく「いったいこの映画はなんなのだ」という快感。
なんか古い映画を思い出して興奮してしまいましたが
重苦しくも美しいこの映画を思いながら、
雪の日曜の晩の布団のぬくぬく感でも楽しみますか。
posted by 自転車太助 at 20:48|
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